商社、食品流通事業を拡大 激化する小売争奪戦

総合商社の食品リテール戦略が加速している。住友商事は、中堅食品スーパー(SM)、関西スーパーマーケットの筆頭株主となった。三菱商事は、ライフコーポレーションの発行済み株式を引き上げる。三井物産は計画通り、イトーヨーカドー(IY)グループが設立する新持ち株会社、セブン&アイ・ホールディングスの上位10社以内の株主になる。丸紅は東武ストアの筆頭株主となった。商社各社は相次いで、スーパーやCVSなど小売への出資比率の引き上げで関係強化を図り、食品流通事業を拡大する戦略を打ち出してい

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介