工業用アルコール自由化へ 4月に日本アルコール産業設立

酒類 ニュース 2006.03.27 9632号 1面

今年4月、工業用アルコールは国の専売から自由競争へと移行する。それに伴い、これまで一手にアルコールを扱ってきた(独)新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のアルコール事業本部が民営化、新たに日本アルコール産業(株)が誕生する。同社には、アルコール産業の中核となり、適正な競争環境をつくり出すことが期待される。蓄積されたノウハウの運用に加え、品質分析の精度向上と迅速化も求められる。それには「官」から「民」への抜本的な改革が必要だろう。廉価で高品質のアルコールをいかに安定供

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら