成田食品、残ったモヤシでヒラタケ栽培 自生に勝る味・香り

生鮮食品 ニュース 2010.11.10 10406号 10面

 モヤシ最大手の成田食品は、モヤシの発芽後に残る豆がらなどをリサイクル活用した「菌床ヒラタケ」=写真=を相馬本社工場で開発し、このほど福島県内の量販店に出荷を開始した。  菌床ヒラタケは、モヤシ原料(豆)の発芽後に残さとなる豆がらや未発芽の豆などを合わせて培地とし、ヒラタケ菌を定植し、約45日かけて屋内栽培したもの。自生や野外栽培に比べ、色つやが良く、味が濃く香り高いのが特徴だ。  佐藤信一郎専務は「いろいろなキノコで試したとこ

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