古墳群の世界文化遺産登録を記念した特別純米酒、粉もんと相性抜群

「世界文化遺産登録記念(特別純米酒)」

「世界文化遺産登録記念(特別純米酒)」

かつては95軒もの蔵元があり、灘に次ぐ酒どころとされた大阪府堺市。だが1971年に最後に残った蔵元が閉蔵した。そして2015年、44年ぶりに「堺の地酒」を世に送り出した堺泉酒造が、地元の「百舌鳥・古市古墳群」のユネスコ世界文化遺産登録を祝して2019年10月に発売したのが、「世界文化遺産登録記念(特別純米酒)」だ。

堺生まれで茶の湯を確立した「千利休」の名を冠した純米大吟醸酒などを醸造する同社だ
が、創業時から「世界文化遺産を大阪に 百舌鳥・古市古墳群」をスローガンにしてきた。

そこで、地元の大山古墳(伝仁徳天皇陵)をはじめとする百舌鳥・古市古墳群のユネスコ世界文化遺産登録を機に、先人らが残した文化遺産を語り継ぎ、守り、残し、受け継いでいくことを使命として今回の特別純米酒を造り上げた。

「世界文化遺産登録記念(特別純米酒)」

原材料はコメと米麹で、兵庫県産山田錦を100%使用。精米歩合は65%。味わいはやや甘口で、うまみたっぷりの濃醇な味わい。

冷やして、または常温でもお好みの飲み方で楽しめる。たこ焼きやお好み焼きなど、大阪名物「粉もん」との相性も抜群だ。

クリアケース付きで、主に古墳群を訪れる観光客をターゲットに据える。

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