ハロウィーンも1000人でオンライン飲み アサヒビールのバーチャルバー復活

これまでの開催で培った知見を投入し、内容をパワーアップさせる意向だ

これまでの開催で培った知見を投入し、内容をパワーアップさせる意向だ

国内ビール最大手のアサヒビールが、秋の人気イベント・ハロウィーンをビールで盛り上げる。春に開催し好評だったオンライン上のバーチャルバー「ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR」を復活させ、1000人で楽しむハロウィーンを提案する。同社が力を注ぐ、ビールでつながり、みんなで楽しむ飲用体験の場を生み出し、若者層のビールへの興味関心を引き起こしたい考えだ。

「ASAHI SUPER DRY VIRTUAL BAR on HALLOWEEN」は10月31日に開催。デジタル技術を活用することで、コロナ禍で難しくなっている大型イベントを実施し、大人数で楽しむというビールがもつ飲用価値を訴求する狙いがある。

イベントには芸人のアルコ&ピース、モデルの堀田茜、アサヒビールイメージガールの高田里穂がハロウィーンの仮装をして登場し、多彩な内容で盛り上げる。

応募は特設サイトで9月28日に受け付けをスタート。10月22日まで応募が可能だ。当選者にはイベント当日に飲めるよう、9月30日に発売する「アサヒスーパードライ 工場できたてのうまさ実感パック」を郵送する。もっともうまいといわれながら通常はビール工場の見学ツアー参加者などしか味わえない“できたてのうまさ”を実感してもらう狙い。

抽選にもれてもアサヒの公式ツイッターでライブ配信されるので、20歳以上であれば誰でも視聴できる。

緊急事態宣言の発令下に新たな生活様式に対応したイベントとしてスタートさせたバーチャルバーは、4月から5月にかけ、「いいかも!オンライン飲み」と題して全4回開催。合計4000人の上限に対し、延べ約3万2000人と予想を大きく上回る応募を得るなど好評だった。

ビール市場にとって今後の飲用を支える「20~30歳代の参加が多く、ツイッターと連動した盛り上げも奏功し、非常に高い満足度を獲得した」(同社)と振り返る。ハロウィーンでは、これまでの開催で得た知見を導入するなど、春よりもパワーアップさせる。より満足度の高い内容を目指す考えだ。

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