高校生ならではの視点から研究発表を行った中川杏香さん(右)と松永凛々子さん
牛乳廃棄を防ぐ手段の一つとして、幼児用食器への再利用の可能性がある--日本乳業協会が20日に開催した第108回「牛乳・乳製品から食と健康を考える会」で、川崎市の洗足学園中学高等学校の生徒2人が発表した。昨今の牛乳消費量の減少を背景に、牛乳由来のカゼインプラスチックを利用することで、廃棄予定の牛乳を有効活用する方法を提案。参加者らとディスカッションを行い、今後の課題や実現可能性などについて議論を交わした。
同校2年の松永凛々子さんと中川杏香さんは、牛