ヨーグルト購入に変化 若年層が台頭 ギリシャ系拡大、SNS感度もプラスに

過去3年間のヨーグルト世代別購入金額の推移

過去3年間のヨーグルト世代別購入金額の推移

ヨーグルト市場の購入層に変化が起きている。総務省「家計調査」によると、2人以上の世帯における2019~23年度の世代別支出金額を見ると、20~30代の若年層の購入金額が右肩上がりで上昇。価格改定を加味しても、成長著しい高タンパク質のギリシャ系ヨーグルトのヘルスベネフィットがマッチしていることに加え、同世代が各社のSNSによる販促コミュニケーションへの受信感度が高いことも大きな要因であると推測される。今後市場の地殻変動を誘発するか、動向が注目される。(小澤弘教)

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