「焼肉ビジネスフェア2021」 新常態に合わせ東京・大阪で開催へ

外食 展示会 2021.06.21 12246号 01面
多くの来場者でにぎわった20年東京会場(昨年は新型コロナ感染拡大前の1月22、23日に開催)

多くの来場者でにぎわった20年東京会場(昨年は新型コロナ感染拡大前の1月22、23日に開催)

 「ミートフードEXPO~焼肉ビジネスフェア2021」が6月30日~7月1日に東京・池袋サンシャインシティ文化会館、7月6~7日に大阪南港ATCホールでそれぞれ開催される。

 焼肉業界と肉料理を扱うすべての外食・飲食業界をけん引する同フェアは今回、東京会場で129社が246小間、大阪会場で80社が151小間を形成し、最新商品・情報が集結する。焼肉・居酒屋業界のトップ総勢71人(両展合計)によるオープニングセレモニーが東京会場で30日、大阪会場は7月6日に行われ、展示会を盛り上げる。主催は焼肉ビジネスフェア実行委員会で、日本食糧新聞社が共催する。

 今回、感染対策を徹底したリアル展示会と併せ、Web展示会やウィズコロナで必要な情報・サービス満載のメディアも連携した、ニューノーマル時代に合わせた課題解決・提案型展示会となる。

 会場には農畜産物や韓国食材など多くの食材に加え、コロナ禍で注目されるテークアウト・デリバリー向け容器、感染症対策として非接触商材や店舗課題を解決する厨房機器・システム・サービス、衛生関連商材の提案も目立つ。

 東京会場では、「外食産業記者会」が主催する恒例の「外食アワード2020」に加えて、「店舗デザインアワード2021」も初開催され、試練を迎える外食店舗の外観や内装、コロナ対策など新たな店舗のあり方を提案。会場で表彰式(7月1日)を行い、受賞作品はパネルで展示する。

 主催者特別セミナーでは、総勢約100人の有名外食店代表が登壇し、東西合計で約70セッションを連日開催する。全国焼肉協会会長に新たに就任したトラジの金信彦社長も「NY出店記録」をテーマに講演する(東京会場)。(佐藤路登世)

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