城北麺工、包装米飯で存在感 OEMの対応力に期待

健康軸の自社商品「スーパー大麦もち麦・玄米ごはん」

健康軸の自社商品「スーパー大麦もち麦・玄米ごはん」

 【東北】山形県の城北麺工が包装米飯の分野で存在感を高めている。自社商品が5アイテム前後なのに対して、相手先のPBの製造を手掛けるOEMは50アイテム以上と比重が大きく、「製造技術と対応力」(長橋史佳営業本部長)が支持されている。コメ不足を背景に急拡大する需要に対応する一方、原料価格の高騰などの課題にも追われる。
 強みは玄米やもち麦を用いた健康軸、具材を加えた混ぜご飯などの製造に特化したレトルト製法。健康食品メーカーや小売店からの受注を増やし24年8

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