大阪地区百貨店、低迷期の中で新たな時代へ そごう心斎橋閉店、阪急梅田第1期棟オープン

ニュース 小売 2009.09.04 10206号 12面
惜しまれつつ最後の営業を終えたそごう心斎橋店。集まった多くの人から拍手で見送られた

惜しまれつつ最後の営業を終えたそごう心斎橋店。集まった多くの人から拍手で見送られた

 近畿百貨店協会によると、1~6月の大阪地区の百貨店売上高(既存店ベース)は約4581億2800万円で前年比11.3%のマイナス。長引く消費不況の影響で好転の兆しがまったく見えない百貨店業界だが、大阪地区では、ミナミでそごう心斎橋本店がその長い歴史に終止符を打ち、キタ地区で阪急梅田本店の第1期棟がオープンした。深刻な低迷期を漂ったまま、大阪地区百貨店は新たな時代へ突入しようとしている。(徳永清誠)  

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

書籍紹介