東海大学医学部ら、梅干しにコロナ感染・増殖抑制効果

農産加工 ニュース 2022.06.08 12412号 06面

 【関西】梅干しが新型コロナウイルスの感染や増殖を抑制することが分かった。和歌山県みなべ町の委託を受けた東海大学医学部の教授を中心とするグループの研究。
 1日に発表された研究結果によると、培養細胞に新型コロナウイルスだけ感染させると、ウイルスの増殖により感染細胞が死滅したのに対し、ウイルスと梅干しの抽出物を同時に投与した場合はウイルスを不活性化し、感染を抑制した。梅干し抽出物の濃度が濃いほど増殖を抑制することが分かった。武漢株だけでなく、アルファ株、

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