東四国食品業界賀詞交歓会、99社が参集
【高松】日本食糧新聞社関西支社は15日、JRホテルクレメント高松(香川県高松市)で「2024年東四国食品業界賀詞交歓会」=写真=を開催した。8回目となる今回、キョーエイ、生活協同組合コープかがわ、マルヨシセンターといった地元に本社・本部を置く有力小売をはじめ、製配販合わせて99社、171人が参集し、新年のあいさつを交わした。
冒頭、能登半島地震および羽田空港衝突事故の犠牲者へ黙とうをささげた後、杉田尚日本食糧新聞社社長が「今年の課題は、これまでの時の変化を確実にとらえ、できればその変化を先取りした革新的創造と共創で新たな価値を生み出し、大きな変化をもたらす取り組み、行動がポイントとなりそうだ。生活環境の変化とともに、いま、大きく変貌しているお客さまを目の前に、作り手である皆さま、売り手である皆さまが変わらなければ、当然生き残れない。まずは、縮みがちな心の不況を新たなアクションで克服し、正しい課題に向けて挑戦されますことを祈念申し上げる」とあいさつした。
続いて参加者を代表し、黒瀬晃一三菱食品中四国支社長があいさつ。黒瀬支社長は「紛争や物価高など厳しい状況が続くが、こういう時こそ明るく元気に取り組みたい。2024年は甲辰で大変縁起が良く、60年前は日本が大きな成長を成し遂げた。食を通じて日本、東四国の生活者の食卓を豊かに元気にすることがわれわれの使命。皆さまと誓い合いたい」と、力強く呼び掛けた。(徳永清誠)