百歳の食(48)千葉県・長野信正さん 「信仰心」を俳句に織り込む

総合 連載 2011.01.21 10435号 07面
103歳になっても句作にいそしむ長野信正さん

103歳になっても句作にいそしむ長野信正さん

信正さんの食事メニューなどが「おじいさんの日課」と書かれ部屋に張ってある

信正さんの食事メニューなどが「おじいさんの日課」と書かれ部屋に張ってある

 千葉県山武市で二男家族と同居している長野信正さん(103歳)は、愛媛県北条市(現・松山市)生まれで、20歳の時に洗礼を受けた敬虔(けいけん)なクリスチャン。俳人・正岡子規の孫弟子でもあり、俳号は「深青」。今も句作にいそしんでいる。  信正さんは小学校のころから文才があった。「小学2年だった時に急性腎炎を病んで1ヵ月入院しました。母が亡くなったことと私の入院のいきさつを作文につづったところ、郡内の全小学校のコンクールで入賞しました」と言う。

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