兵庫県手延素麺協同組合、来年3月めど価格改定 全品5％引き上げ
井上猛理事長
【関西】兵庫県手延素麺協同組合は25年3月をめどに5％の希望小売価格の改定を実施する。各組合員の生産力強化を図り、安定供給のための持続可能な生産体制の確立を目指すとともに、後継者育成につながる設備投資を促していく。
今回も上級品300gをはじめ全品目での価格改定となる見込みで、同組合が希望小売価格の引き上げに動くのは22年11月以来となる。背景には各種コストの上昇があり、主要原料の中力粉も今後値上げが予想される状況で、製造コストや労務費などそのほか
