全国乾麺協同組合連合会、7月7日「七夕・そうめんの日」サンプリング実施
全国乾麺協同組合連合会は、毎年恒例の7月7日「七夕・そうめんの日」サンプリングを、6日正午に東京・日本橋兜町の製粉会館玄関前で、7日正午から銀座数寄屋橋公園でそれぞれ実施した。
このイベントは、平安期に健康を祈るために「七夕にそうめん」を食べたとの記述があり、また、そうめんを白い糸に見立て「七夕に機織りが上達するように」、そうめんを赤い糸に見立て「出会い(天の川での彦星と織姫の1年に1度のデート)がありますように」との願いを込めて食べたという説もあることから7月7日を「そうめんの日」と制定、83年から乾麺類の普及PR活動として、街頭での無料配布を継続実施しているもの。
今年も全国のメーカー各社から寄せられたそうめん・ひやむぎ・そばなどを2日間で1万4000食(6日2000食、7日1万2000食)配布した。両日とも梅雨の合間の蒸した絶好の乾麺日和で、開始前から長い列ができた。7日には茂野昭全乾麺会長はじめメーカー、食品卸、大手製粉メーカーなどから応援部隊が多数が集まり、全乾麺特製のうちわを配りながらサンプリングを盛り上げた。主要卸の乾麺担当者は「スタートの4~5月は苦戦したが、6月以降ようやく末端の動きが活発化し、そうめんは6月の出荷が前年比30%増と伸長し、最需要期の7月が勝負」と話す。
(八木沢康之)