日本食糧新聞社、Webセミナーをライブ配信 世界の食品開発、現況を解説

武藤麻美子月刊食品新製品トレンド編集長(右)と田中良介Innova Market Insights日本カントリーマネージャー

武藤麻美子月刊食品新製品トレンド編集長(右)と田中良介Innova Market Insights日本カントリーマネージャー

日本食糧新聞社は3日、Webセミナー「世界の食品トップ10トレンド“2017-2019”を読み解く」をライブ配信し、約100人が受講した。月刊食品新製品トレンド編集部が全面協力し、Innova Market Insights日本カントリーマネージャーの田中良介氏が講演。継続開催を望む声が殺到しているため、日本食糧新聞社では日本の食品業界に役立つセミナーを配信していく。

田中氏は50分間にわたり、2017~19年のトレンドの中から各年3キーワードを抽出し、世界的な商品開発の現況をEUや米国などで自ら購入してきた商品画像も用いて解説した。

17年は「クリーンラベル」「プラントベース食品」「プロテイン」、18年は「エシカル」「サスティナビリティ」「スナック」、19年は「ディスカバリー」「代替食品」「ハッピー(感情面の健康)」について、それが波及する背景をデータを使用し詳述。日本市場が取り組むべき新しい視点とアイデアを提供した。

同Webセミナーはメルマガで開催告知を行ったところ、先着100人の定員枠が1時間で埋まった。再配信希望が多く、第2弾の配信を検討している。

15日から東京ビッグサイトで開催を予定していた「第23回ファベックス2020」主催者セミナー「世界の食品TOP10トレンド2020~いま世界で起きている食ビジネスの最新情報~」など、日本食糧新聞社の食品専門展示会「FABEX」の注目企画も配信候補に上っている。(山田由紀子)

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