市冷協、「冷凍食品キャンペーン」抽選会実施 応募者数は4万3381通

抽選する鎮目武志会長(右)と菅野進副会長

抽選する鎮目武志会長(右)と菅野進副会長

 市販冷凍食品の主要卸・メーカーで組織する首都圏市販冷食連絡協議会(市冷協)は8月22日、6月1日~7月31日に関東圏で実施した「毎日おいしい!冷凍食品キャンペーン」の賞品当選者を決める抽選会を開催した。今回の応募者数は前年より1273通少ない3%減の4万3381通だった。

 地域別応募状況を見ると、神奈川県と福島県、群馬県が大きく減少した。「来期は課題を洗い出して、なるべく応募数を増やしていきたい」(菅野進副会長)。コース別では、JCBギフトカードが全体の約4割を占めた。セカンド冷凍庫とグルメカタログが2割、siroca電気圧力鍋は15%、冷凍食品消費詰め合わせ11%。新規の試食会&トークショーは1%だった。

 鎮目武志会長は冒頭のあいさつで、8月8日に初代会長の岡村智顧問が83歳で亡くなったことを報告。通夜・告別式は家族葬で行われたが、市冷協としてお別れの会を実施する予定。また、7月の市販冷食市場について、「惣菜系が不振だった」という。人流が回復し外食への移行や、ワンプレートやおかず商品の好調も要因とみている。直近8月は台風の影響で買いだめも起きたため「ならせば一緒かもしれないが、あらためて冷凍食品の強さを感じた」と振り返った。(山本大介)

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