SM倒産7年ぶり増 帝国データバンク調べ

小売 統計・分析 2020.01.15 11997号 10面

 帝国データバンクによると、19年の食品スーパー(SM)経営業者の倒産は30件、前年比42.9%増と7年ぶりに増加した。負債総額は188億3000万円、125.4%増だった。負債50億円以上の倒産も6年ぶりに発生したという。同社によると、ほとんどの倒産が独立系SMで、競合激化による売上げの減少で赤字を解消できなかったほか、消費増税の影響も指摘する。
 倒産した30件のうち、負債1億~10億円未満が16件で中規模倒産が半数を占めた。態様別では破産が25件

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