小売2強3~11月業績 減益も事業別で明暗

小売 決算 2021.01.20 12173号 04面

 大手総合小売2社のイオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)の20年3~11月の9ヵ月業績(21年2月期第3四半期累計決算)は、新型コロナウイルスの影響で両社とも減益だったものの事業別では明暗を分けた。
 増収減益だったイオンは、コロナによる巣ごもり需要で好調だった食品スーパー(SM)とドラッグストア(DgS)のヘルス&ウエルネスが業績を下支えした。減収減益だったセブン&アイHDは、中核の国内コンビニエンスストア(CVS)事業の減収減益が響いた。

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