業態別主要企業月次販売動向(22年10月~23年10月)
10月度の小売業の販売動向は、全業態が前年超えを持続した。気温が高く、秋冬商材が苦戦したが、人流の活性化で大型店やCVSを中心に客足が伸びた。GMSやSMの食品は、青果の相場高が売上げを押し上げたほか、惣菜も好調が続いた。(山本仁)
●団体・生協統計=全業態のプラス続く
10月度の小売業界団体と生協の統計によれば、前月に続いて全業態が前年を上回った。百貨店やSCでは旅行客やインバウンド客、イベントなど人流の活発化で客足が伸びたほか、CVSも客数増が売上げに寄与した。G