データで読み・解き・探る食の今:24年9月度販売動向
2024.11.119月度の小売業の販売動向は百貨店、GMS、SMが前月より上げ幅を縮小した。百貨店は秋冬季節商材が伸び悩んだほか、GMSが節約志向の強まりで食品の買上点数の下落が続くほか、SMでは猛暑でホット商材が苦戦した。CVSは微増で、前月並みの水準を確保した。(…続きを読む
6月度の小売業の販売動向は各業態各社とも前月に続いて前年を上回り、おおむね上げ幅も上昇した。前年より土日がそれぞれ1日多かった曜日回りがプラスに影響したほか、SMやGMSの食品は、相場高だった青果が売上げ増に寄与した。百貨店やSCは高い伸長率が続いて…続きを読む
CVS6社の25年2月期第1四半期(24年3~5月)決算は、本業のもうけを示す営業利益で明暗が分かれた。最大手のセブン-イレブン・ジャパン(SEJ)が前年割れ、ミニストップが営業赤字を計上した一方、業界2位のファミリーマートを含む3社は前年を上回った…続きを読む
5月度の小売業の販売動向は各業態各社とも前月に続いて、おおむね前年を上回った。百貨店は訪日需要がけん引して高い伸びだった。GMSやSMは青果の相場高で生鮮品の販売が全体を押し上げた。CVSは客数増でプラスを確保。DgSも堅調が続く。ただ食品の買上点数…続きを読む
新型コロナによる行動制限が完全に解除されて2年目に入り、SMの経営状況は客足は回復しつつある中、値上げによる売上高増が足元やや鈍化傾向で踊り場を迎えている。SM3団体の経営動向調査の20年1月~24年5月までの売上高、客単価、来店客数の各DI(指数)…続きを読む
4月度の小売業の販売動向は各業態各社ともおおむね前年を上回ったものの、GMSやSM、CVSは値上げの一巡が影響して客単価の伸びも小幅で、既存店の売上げもやや鈍化した。日曜日が前年より1日少ない曜日回りも、マイナスに影響した。百貨店は、旺盛な訪日客需要…続きを読む
主なSMの前24年3月期決算は10社中9社が増収で、企業の総合的な収益力を示す経常利益では全10社が前年を上回り、各社とも好業績で着地した。値上げで客単価が上昇したのが追い風になり、既存店売上高も高い伸び率で売上げ増に寄与したほか、各利益段階でも前年…続きを読む
3月度の小売業販売動向は前月に続いて各業態各社ともおおむね前年を上回り、土日が前年より1日ずつ多い曜日回りで売上げ増を後押しした。GMSやSMは、青果の相場高も売上げを押し上げた。百貨店は引き続き、訪日客需要がけん引して高い伸びだった。(山本仁) …続きを読む
●「トップバリュ」1兆円を突破、「セブンプレミアム」プラス転じる イオンとセブン&アイ・ホールディングス(HD)の大手小売2社の23年度の売上げは、2社とも前年を上回った。イオンのPBの「トップバリュ」の売上高は1兆円を突破し、前年よりも2桁増の伸…続きを読む
総務省統計局の家計消費状況調査によれば、23年のインターネットを利用した1世帯当たり年平均の1ヵ月間の支出額は地区間で開きが大きかった。全国と比較して、関東が大きく上回ったほか、近畿は全国並みの水準で、それに東海が次ぐ。一方、それ以外の地区は全国、人…続きを読む
2月度の小売業の販売動向はうるう年で前年より営業日数が多かったほか、振り替え休日で祝日も一日多かったのが全業態で売上げを押し上げ、前月より大きく上げ幅を上昇した。百貨店は2桁増で、SCも高い伸びだった。CVS、SMやGMS、DgSも恩恵を受けた。(山…続きを読む