1月度の小売業の販売動向は前月に続いて生鮮の相場高やコメの価格上昇、値上げなど食品の単価上昇が売上げを押し上げた。各業態各社とも総じて前年を上回っている。特にSMは売上高自体はプラスが続いているものの、利益の確保が難しいとの声もある。(山本仁) ●…続きを読む
●コスト増加吸収できず 上場するSM企業の25年3月期第3四半期累計(24年4~12月)の7社の業績は、6社が増収も営業減益だった。値上げなどの単価上昇で、売上げは前年を上回ったものの、人件費などコストの増加を吸収できず、利益確保に苦戦した。ただ、…続きを読む
●全て前年上回るも要因に違い 24年暦年(1~12月)の業態別販売動向は、百貨店、GMS、SM、CVSとも既存店ベースで前年を上回った。百貨店は、旺盛なインバウンド需要が押し上げたほか、GMSとSMは、値上げによる単価上昇で食品がけん引した。CVS…続きを読む
12月度の小売業の販売動向は生鮮の相場高やコメの価格上昇、値上げなど食品の単価上昇が売上げを押し上げ、SMやGMSを中心に各業態・各社ともおおむね前年を上回った。そのほか帰省客の増加で、年末商戦も好調だったことも好影響となった。(山本仁) ●団体・…続きを読む
11月度の小売業の販売動向は気温の低下で冬物商材の動きが活発化して、各業態・各社とも総じて好調だった。食品も鍋物などホット商材の動きが良かったほか、青果の相場高やコメの単価上昇で売上げを押し上げ、特に高い伸びだったSMをけん引した。CVSも堅調を持続…続きを読む
SMの25年3月期第2四半期(中間)決算は11社(うち1事業)のうち、8社が営業減益だった。人件費の上昇など経費の増加を売上げでカバーできなかった。営業増益だった企業は増収幅が大きく、特にヤオコーとオーケーは2桁の増収、営業利益も前年同期より9%以上…続きを読む
10月度の小売業の販売動向は残暑が長引き、高温の影響で秋冬商材で苦戦した業態と涼味が好調だった業態で明暗が分かれた。衣料品の構成比が高い百貨店がマイナスに転じたほか、GMSも前年割れだった。一方、CVSは冷やし麺やソフトドリンク、アイスが好調でプラス…続きを読む
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の調べによると、23年度の国内フランチャイズチェーンの売上高は前年比4.7%増の28兆2528億円で、チェーン数も前年度より3純増の1285、店舗数も3467純増の25万2783店と前年を上回った。CVSは店舗…続きを読む