SMの景況感の判断が変化の兆しを見せている。SM3団体の景況感調査によると、今年1月にSMの中核店の景気判断DI(指数50で横ばい)が7ヵ月ぶりに50を下回った。昨年7月にはコロナ特需があった20年4、5月に次ぐ高い水準に達し、12月まで50を上回っ…続きを読む
1月度の小売業の販売動向は前月と同様に全業態が前年超えを持続したが、企業や業態によって上げ幅に開きが出た。百貨店やSCは訪日客需要や帰省などの影響で高い伸び。CVSは小幅なプラス。スーパーもおおむね前年超えも単価の上昇による。前年割れ企業もあり、企業…続きを読む
23年12月度の小売業の販売動向は、前月に続いて各業態とも好調を持続した。コロナ後、初の年末商戦を迎え、百貨店やSC、CVSは人流の回復が本格化し、客数増が売上げに寄与した。SMやGMSは、値上げでプラスを持続した。(山本仁) ●団体・生協統計=全…続きを読む
●人流回復、値上げで全業態が前年超え 23年暦年(1~12月)の業態別販売動向はアフターコロナの人流回復と値上げが大きく影響し、全業態が前年を上回った。 新型コロナの5類への移行で行動制限も撤廃されて、CVSは客数増で売上げを伸ばし、百貨店は訪日…続きを読む
11月度の小売業の販売動向は各業態ともおおむね好調を持続したものの、業態や企業によって開きが出た。上げ幅が大きかった百貨店やSCは訪日客やブラックフライデーなど販促企画、気温の低下で冬物衣料が動き出したため。一方、CVSはほぼ前年並みだった。SMは、…続きを読む
日本フランチャイズチェーン協会(JFA)の調べによると、22年度の国内のフランチャイズチェーンの売上高は26兆9879億円、前年比4.3%増だった。新型コロナウイルスの影響による行動制限が緩和されたのを追い風に、2年連続でプラスを確保し、上げ幅も前年…続きを読む
10月度の小売業の販売動向は、全業態が前年超えを持続した。気温が高く、秋冬商材が苦戦したが、人流の活性化で大型店やCVSを中心に客足が伸びた。GMSやSMの食品は、青果の相場高が売上げを押し上げたほか、惣菜も好調が続いた。(山本仁) ●団体・生協統…続きを読む
24年3月期の有力SM8社の中間連結決算は既存店売上高が大きく前年を上回り、増収増益を確保した。値上げによる一品単価の上昇で客単価がけん引したほか、水道光熱費の増加も前年上期よりも抑え、増収による売上総利益の増加で吸収した。本業のもうけを示す営業利益…続きを読む