業態別主要企業月次販売動向(23年8月~24年8月)
8月度の小売業の販売動向はコメや防災向けの備蓄品需要が急増し、SMやGMSのスーパーが高い伸びを示した。青果の相場高も店頭価格を押し上げたほか、猛暑で涼味商材も好調だった。ただし、買上点数の減少などから節約志向が続いているとの声も根強い。(山本仁)
●団体・生協統計=業態間、伸びに格差
8月度の小売業界団体と生協の統計によれば、GMSのその他食品、SMの一般食品が高い伸びでスーパーをけん引した。百貨店とSCは高い伸びを維持した一方、CVSと生協は微増で、業態間で上げ幅