味の素社、進出各国で輸出推進 食品成長戦略の柱に
味の素社は進出先各国で現地製造・販売する加工食品の輸出を強化する。マレーシア、インドネシアで製造するハラール準拠製品をイスラム食文化圏に積極的に供給するほか、マヨネーズなど日本製品の輸出も強める。4日に川崎市のクライアント・イノベーション・センターで開催したアナリスト向け事業説明会で同社執行役専務食品事業本部長・正井義照氏が方針を語った。
同社傘下のマレーシア法人は22年12月にハラール対応調味料工場を新築移転。同工場を拠点に東南アジア諸国やイスラ