「あつた宮餅」じわりと人気 熱田区の食品4社、一部売上げを街づくりに

菓子 ニュース 2022.07.08 12428号 10面
朔日市で限定販売する「あつた宮餅」が話題に

朔日市で限定販売する「あつた宮餅」が話題に

亀屋芳広の花井芳太朗社長は熱田区の活性化にも力を入れている

亀屋芳広の花井芳太朗社長は熱田区の活性化にも力を入れている

 【中部発】名古屋市熱田区に本社を置く食品4社は、共同開発した和菓子「あつた宮餅」を熱田神宮で販売し、昨今じわりと話題になっている。同品は約5年前、老舗企業の「あつた蓬莱軒」「亀屋芳広」「きよめ餅総本家」「妙香園」がタッグを組んで誕生。毎月1日に開催される朔日(ついたち)市で限定販売し、600~700個が午前中に完売する人気ぶりだ。売上げの一部は4社が所属する街づくり団体「あつた宮宿会」の運営費に充てられるなど、「あつた宮餅」は熱田区活性化の象徴になりつつある。(横山卓司)

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