マルサンアイ、本社工場閉鎖で味噌生産10分の1に 量から質の転換図る

 【中部】マルサンアイは25年3月に本社味噌工場を閉鎖することを決めた。閉鎖に伴って即席味噌、調理味噌、液状味噌を24年9月に、生味噌を25年3月にそれぞれ終売する。旗艦商品「味の饗宴」など高付加価値商品は残し、生産は子会社の玉井味噌が担う。海外専用品は関連会社である中国の海寧市裕豊醸造に移管する。味噌事業の生産規模は約10分の1となる。
 今回の閉鎖は、昨今の市場環境の変化により、本社味噌工場の大量生産のための設備では市場競争力の改善が困難だと判断し

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