育児用調製粉乳・ベビーフード特集2023
ついに年間出生数80万人を割り込み、少子化の加速度は年を追うごとに増しているものの、育児用ミルクやベビーフードの需要は高い水準を維持している。その背景には、子育て世代が求めるニーズが多様化していることが大きい。(小澤弘教)
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◆育児用調製粉乳・ベビーフード特集:新世代子育てスタイルをバックアップ
乳幼児食品 特集 2023.10.30ついに年間出生数80万人を割り込み、少子化の加速度は年を追うごとに増しているものの、育児用ミルクやベビーフードの需要は高い水準を維持している。その背景には、子育て世代が求めるニーズが多様化していることが大きい。共働き世帯が主流となり、男性の育休取得が…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:乳児用調製粉乳=使用量増加も買い方変化
乳幼児食品 特集 2023.10.3023年1~7月の乳児用調製粉乳(乳粉)市場は、出生数が減少する中でも堅調な伸びを示したとみられる。多くのメーカーが昨年に続き今春も価格改定を実施したことで、金額ベースでは2桁近く伸長。数量ベースでは前年を下回ることなく維持しているとみられ、乳粉の使用…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:乳児用液体ミルク=低月齢ユーザーへ広がり
乳幼児食品 特集 2023.10.30新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いの5類移行に伴う外出機会の増加を背景に、乳児用調製液状乳(液体ミルク)市場は拡大傾向にある。特に、5月に明治が「明治ほほえみ らくらくミルク」の大幅刷新を敢行し、小容量(125ml)リキャップ缶を発売したことで、…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:フォローアップミルク=栄養補助の重要性啓発…
乳幼児食品 特集 2023.10.3023年度上期のフォローアップミルク市場は、数量ベースで市場を若干下回ったものの、金額ベースでは前年をクリアして推移した。コロナ禍で底を打っていたインバウンド需要が回復基調にあり、加えて鉄不足など栄養への関心が高まってきたことも追い風になっているようだ…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:特殊調製紛乳=必要なユーザーへ届ける
乳幼児食品 特集 2023.10.30厚生労働省が9月に公表した「人口動態統計調査(確定数)」によると、22年の乳児死亡数は1356人、乳児死亡率(出生1000比)はほぼ前年並みの1.8%となった。死亡数は前年から43人減少した。新生児死亡数も609人で前年から49人減少し、新生児死亡率…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:“令和ママ・パパ”新両親像 子育て世代ニー…
乳幼児食品 特集 2023.10.30昭和、平成、そして令和へ時代と社会環境が変化するにつれて、子育て世代のニーズも変わってきている。最近は、いわば「令和パパ」「令和ママ」と呼べる新たな両親像が顕在化している。育児において重要な授乳・離乳食についても、そうしたユーザーから求められる役割が…続きを読む
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育児用調製粉乳・ベビーフード特集:ベビーフード=栄養・機能面の価値提供
乳幼児食品 特集 2023.10.3022年度にコロナ禍前のレベルまで回復してきたベビーフード市場は、23年度に入ってからも引き続き伸長が続いている。在宅時間が増えたことで家ナカ需要が高まり素材系アイテムを中心に拡大してきたが、今年5月に新型コロナウイルス感染症の感染法上の扱いが5類に移…続きを読む