ニッカ「ザ・ブレンド丸びん」カフェモルト原酒を15日から全国で順次発売

ニッカウヰスキー(株)(東京都港区、03・3498・9258)は、独自開発のモルトベースウイスキー「ザ・ブレンド丸びん」を15日から全国で順次発売する。

モルトベースウイスキーとは、モルトウイスキーの混和率を、一般的なブレンデッドウイスキーの二倍以上にまで高めて作っているウイスキーのことで、モルト原酒の重厚で芳醇な味わいを残しつつ、口当たりはあくまでまろやかという、日本人に合う味覚に仕上げたウイスキー。

現在「ザ・ブレンド」「ザ・ブレンド・セレクション」の二品を発売しているが、「ザ・ブレンド丸びん」はさらに「カフェモルト原酒」(カフェスチルというクラシカル連続式蒸留機で作ったモルト原酒)を第三番目の素材としてブレンド。コクの深さや口当たりの柔らかさ・飲みやすさが加味された新しい味わいのウイスキーとなっている。

同社の創業者である故竹鶴政孝氏は、日本人の風土・気候・嗜好に合った国産ウイスキー作りを目指していた。「ザ・ブレンド丸びん」は、この精神に立って作られた商品と位置づけ、また今年が同氏の生誕一〇〇年ということもあり、ラベルにM・Taketsuruのサインを配した。年間販売目標一五万ケース。

アルコール分四〇%、六六〇ml入り、希望小売価格三三五〇円。ミニチュアボトルは五〇ml入り、四〇〇円。

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