手の届く価格帯のご褒美ビールを目指すキリンビールの「グッドエール」
ビール類の酒税一本化まで1年を切った。今下期も大手メーカー各社は、減税対象の狭義のビール分野での提案を加速している。7日にはキリンビールが大型新商品「キリングッドエール」の発売を発表。付加価値品ながら一般的なプレミアムビールよりも手に取りやすい価格帯で提供すると明らかにした。来秋に向けてはサントリーが新ジャンルの「金麦」をビール規格化するとともに、エコノミー価格帯を維持すると発表済み。NBビールの価格が従来より多様化していく見込みだ。(丸山正和)
大手メーカーによる今下期の