イシダ、日新電子工業を買収 異物検査装置を強化

 【関西】計量システム機器最大手のイシダは、異物検査装置を製造・販売する日新電子工業の株式の7割を取得して、年内にも子会社化する。買収額は約20億円。日新電子の製造ノウハウや販路を吸収し、食の安全・安心ニーズの高まりで、今後も国内外で市場拡大が見込める異物検査装置の強化を図っていく。  イシダは、スーパーや百貨店など、小売業向け計量・包装装置では国内シェアナンバーワンだが、近年順調に市場拡大中の検査関連機器で、高感度異物検出が可能な「X線異物検出装置」

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