厚労省、LL牛乳に規格基準 輸出や安定生産寄与も

 厚生労働省は19日、乳等省令と食品衛生法施行規則の一部を改正し、ロングライフ牛乳(LL牛乳)の製造に関する規格基準を新設した。国内で約40年前から製造・販売されてきたLL牛乳だが、これまで規格基準がなく、厚生労働大臣の認定を得なければならなかった。業界からの要望によって見直しが進み、「常温保存可能品」「充填後殺菌製品」の2種の規格基準が設定された。
 今後は同規格に準じた製造が求められるが、9月18日までの経過措置を設けており、同日までに製造・輸入さ

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