サントリー、「甲州」ワイン世界基準へ 収穫量6倍に拡大

酒類 ニュース 2024.05.22 12758号 05面
小容量タンクを複数備えた新醸造棟のイメージ

小容量タンクを複数備えた新醸造棟のイメージ

新商品の「SUNTORY FROM FARM 登美 甲州 2022」

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 サントリーは国産ブドウだけで造る日本ワイン事業で、日本固有のブドウ品種「甲州」を原料に使ったワインの生産を強化する。世界基準に並ぶ品質に高めるほか、甲州種の収穫量を30年までに23年比で6倍超に拡大させる方針。高品質な日本ワインの安定供給を図り、30年に10万ケース(9L換算)の販売を目指す。
 14日の日本ワイン戦略説明会で明らかにした。吉雄敬子常務執行役員ワイン本部長は「世界へ挑戦するために、ものづくりとワイナリーを進化させる」と意気込みを語った

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