「健康日本21(第三次)」推進に際して、47都道府県が策定する健康増進計画がすべて出揃った。それによると、野菜摂取の増加や減塩への対応では、多くの自治体で地元スーパーや外食、特定給食施設などと連携して取り組む方針を示した。65歳以上高齢者の低栄養対策では、一部の自治体でタンパク質の摂取目標を明記。このほか栄養関係では、乳製品の摂取を推奨する自治体も見られる。自治体によって食と栄養に関する施策は異なり、食品業界にとっては地域別の取組み指針の一つとなりそうだ。(藤村顕太朗)
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