東北流通特集2025
東北流通特集:マークスHD・高橋英之第二商品部長 全社でPB開発取り組む
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◆東北流通特集:成長と競争 新たなSM像開花へ 出店・改装のペースが加速
特集 小売 2025.09.20東北のスーパー各社は人口減少に伴う市場の縮小や競争激化による淘汰(とうた)の流れを打破し、成長の道を確保しようと出店の動きを強めている。東北シジシー加盟企業各社が出店、改装を増やしているほか、秋田市のイオン東北も2030年への出店戦略に乗り出した。一…続きを読む
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東北流通特集:イオン東北・辻雅信社長 2030年へ成長戦略スタート
特集 小売 2025.09.20●相次ぎ新規出店へ 2020年のイオン東北設立から5年がたち、新たな成長戦略が動き出した。25~30年にかけて人口減少率の比較的緩やかなエリアを中心に新規出店の数を増やしていく。 「25年から出店戦略に入る計画を立てていた。そのために準備してきた…続きを読む
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東北流通特集:イオン東北「イオン双葉店」 被災地、双葉町へ誕生
特集 小売 2025.09.20●買い物環境の改善整備進む 東日本大震災や東京電力福島第一原発事故などの複合災害により、一時的に全町避難を余儀なくされた福島県双葉町。災害から14年を経て、少しずつではあるが中心部ににぎわいが戻ってきた。 JR常磐線双葉駅東口前の商業施設に8月1…続きを読む
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東北流通特集:イオン東北「イオンスーパーセンター盛岡渋民店」 石川啄木の故郷…
特集 小売 2025.09.20●地域活性化へ観光拠点担う 「やはらかに柳あをめる 北上の岸辺目に見ゆ 泣けとごとくに」。歌人の石川啄木は帰ることがかなわない故郷、渋民への思いを代表作の「一握の砂」や「悲しき玩具」の中に記した。ノスタルジックな悲哀とともに描かれた美しい自然の眺望…続きを読む
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東北流通特集:イオン東北「イオンモール仙台上杉」 体験・食を軸に 都市のにぎ…
特集 小売 2025.09.20仙台市青葉区の旧東北大学雨宮キャンパス跡地で建設が進むイオンモール仙台上杉が10月8日にオープンするとイオンモール(千葉市)が発表した。食や体験などのキーワードを軸に新たなライフスタイルを発信する。 仙台駅から仙台市地下鉄南北線で3駅の北四番丁から…続きを読む
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東北流通特集:ヨークベニマル 生鮮・デリカ軸に店舗網拡大 いわき市で出店攻勢
特集 小売 2025.09.20ヨークベニマルは、東北エリアの中で宮城県仙台市に次いで人口が多い福島県いわき市への出店を進めている。この2年間でいわき駅前の「いわき平店」、泉地区の「泉玉露店」、小名浜地区の「大原店」が開店した。店舗網を固める一方で商圏が重なるローカルチェーンとの競…続きを読む
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東北流通特集:ヨークベニマル・堀越康弘取締役 第1四半期は売上高、客数が伸長
特集 小売 2025.09.20◇業績ハイライト 堀越康弘取締役常務執行役員営業本部長 ヨークベニマルの第1四半期決算(3~5月)は売上高、客数ともに前年を上回ったものの、販管費の増加により、利益的には厳しさが目立つ。営業面では関連販売での成功事例を増やし、買上点数の向上を目指し…続きを読む
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東北流通特集:マークスホールディングス方針説明会 連結業績1200億円を射程…
特集 小売 2025.09.20東北エリアを拠点とするスーパーマーケット4社、山形県天童市のおーばん、福島県相馬市のフレスコ、岩手県大船渡市のマイヤ、青森県青森市のマエダが共同で設立した共同持ち株会社のマークスホールディングス(宮城県仙台市)。2010年の発足から15年以上がたち、…続きを読む
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東北流通特集:マークスHD・菊地逸夫社長 仕入れ集中、競争力強化へ
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 マークスホールディングス(HD)の25年3月期決算は総営業収入高1172億円(前年比2.4%増)、経常利益45億円(同14.3%減)、純利益27億円(前年並み)だった。6月末時点の総店舗数は103店舗、年間の来…続きを読む
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東北流通特集:マークスHD・高橋英之第二商品部長 全社でPB開発取り組む
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 マークスの商号は「Merchandising for Customer」(お客さまのために、商品の流れのすべてを設計、統制していく)を意味し、自助努力と相互扶助による強固な企業づくりを通じてお客さまの豊かで楽し…続きを読む
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東北流通特集:マークスメンバー社=おーばん・二藤部洋社長 価格戦略の徹底を
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 おーばんは山形県に19店舗(村山地区13店舗。置賜地区6店舗)を展開。うめやとの経営統合から4年、システムや仕入れの統合が進んだ。売上げの追求とともに、粗利益率や経費を見直し、グループ全体で成長を遂げた。 2…続きを読む
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東北流通特集:マークスメンバー社=フレスコ・菊地盛夫社長 成長性に積極投資
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 フレスコの25年3月期決算は総営業収入高265億0400万円(前年比7%増)。東日本大震災があった11年に100億円を超え、その後も順調に規模を拡大してきた。 経常利益は14億6400万円。23年3月期決算で…続きを読む
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東北流通特集:マークスメンバー社=マイヤ・白石実社長 安さの追求へ意欲
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 マイヤの25年3月期連結決算は総営業収入高275億8000万円(前年比1.7%増)、粗利益高63億3000万円(同2.9%)だつた。昨年4月に釜石店(釜石市)、10月にアップルロード店(陸前高田市)を改装したほ…続きを読む
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東北流通特集:マークスメンバー社=マエダ・前田大志専務 新たな価値を提案
特集 小売 2025.09.20◇マークスホールディングス方針説明会 マエダは青森県内に46店舗(マエダストア42店舗、プチマート4店舗)を展開。25年3月期決算は総営業収入高374億2500万円となり、辛うじて前年を維持した。その一方で経常利益は11億7300万円(前年比24.…続きを読む
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東北流通特集:ウジエスーパー・氏家良太郎社長 五感で楽しめる新店舗
特集 小売 2025.09.20◆「U-cafe」可能性広がる 宮城県登米市のウジエスーパーはイートインスペースで定食やおつまみ、お酒などを提供する新感覚のスーパーを今年、宮城県名取市の美田園駅前にオープンした。食材を提供するだけでなく、目で見て、触れて、味わって、五感で買い物を…続きを読む
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東北流通特集:ヤマザワ・柿崎泰之取締役営業本部長 収益力高めて黒字転換へ
特集 小売 2025.09.20◆第4次中計の柱にブランド戦略 山形市のヤマザワの25年2月期連結決算は店舗やデリカセンターの減損処理による特別損失を計上したことなどから過去最大の赤字に転落した。その反省を踏まえ、新たなスタートを切った今期は売上高1030億円、営業利益4億500…続きを読む
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東北流通特集:地域密着と都市型で生き残る小型店
特集 小売 2025.09.20小型店のニーズはなくならない。しかも大手CVSのように画一した品揃えではなく、ちょっとした発見の喜びも味わえるような店。お客の思いはそうだが、経営するものにとっては難問は多く楽ではない。「主婦の店さいち」は秋保温泉にあるおはぎで知られる店。店舗老朽化…続きを読む
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東北流通特集:みやぎ・みちのくカイタク市場 佐々木翔太代表 仙台中心地で試行…
特集 小売 2025.09.20◇みやぎ・みちのくカイタク市場 佐々木翔太・カイタクイチバ代表 ◆地域密着と都市型で生き残る小型店 みやぎ・みちのくカイタク市場は21年10月に開店した。売上げは2億円。佐々木翔太氏は同店を運営するカイタクイチバの代表に22年9月、就任した。ビー…続きを読む
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東北流通特集:主婦の店さいち 佐藤浩一郎社長 新店が2年以内に完成
特集 小売 2025.09.20◇主婦の店さいち 佐市・佐藤浩一郎社長 ◆地域密着と都市型で生き残る小型店 人口4300人の宮城県秋保町にある90坪(約297平方m)の小さな店、主婦の店さいち。「おはぎのさいち」として多くのマスコミが訪れて全国に知られ、大手SMがおはぎを学んで…続きを読む
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東北流通特集:フレスコ 「赤井店」開店で新MD 惣菜強化がブランド戦略の柱
特集 小売 2025.09.20◇新店・リニューアル店 福島県相馬市のフレスコは3月28日、宮城県東松島市にフレスコキクチ赤井店をオープンした。惣菜商品の強化や生鮮食品のブランド化など新たなMDを取り入れ、買い物の楽しさを追求した。 名取増田店以来、約3年ぶりの新規出店だ。売場…続きを読む
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東北流通特集:マルト 「SC君ヶ塚店」改装 いわきFCと連携で地域つなぐ役割…
特集 小売 2025.09.20◇新店・リニューアル店 福島県いわき市を本拠地とするサッカーJ2いわきFCの新スタジアムの整備候補地が市内沿岸部の小名浜地区に決まったことを受け、ローカルチェーンのマルトは店を挙げて応援に乗り出した。チームのロゴやマスコットキャラクターを改装店舗の…続きを読む