冬季東北流通特集2025
2025.12.2425年の年末商戦が本格化する中、東北の小売各社は出店や改装を継続、競争が一段と激しさを増している。イオンモール仙台上杉やみやぎ生協仙台ハーベストビレッジ店など話題店の開業が相次ぐ一方、地域SMがドラッグストアに転換されるという動きもみられる。上期業績…続きを読む
◆“商品で語る”生協らしさ追求 東北6県7生協で組織するコープ東北サンネット事業連合の中でも供給高の約半分を占めるみやぎ生協(仙台市泉区)の勢いが止まらない。25年度上期の店舗の利用客数は前年比5.5%増となり、23年度から3年連続で客数増を達成し…続きを読む
2025年もいよいよ年の瀬に差し掛かり、年末商戦が本格化する中、東北の小売企業各社は出店、改装の勢いを緩めない。イオンモール仙台上杉やみやぎ生協仙台ハーベストビレッジ店など話題の店舗が続々と開業しているほか、地域に親しまれてきたSMの店舗がドラッグス…続きを読む
◇新店・リニューアル店 福島県いわき市を本拠地とするサッカーJ2いわきFCの新スタジアムの整備候補地が市内沿岸部の小名浜地区に決まったことを受け、ローカルチェーンのマルトは店を挙げて応援に乗り出した。チームのロゴやマスコットキャラクターを改装店舗の…続きを読む
◇新店・リニューアル店 福島県相馬市のフレスコは3月28日、宮城県東松島市にフレスコキクチ赤井店をオープンした。惣菜商品の強化や生鮮食品のブランド化など新たなMDを取り入れ、買い物の楽しさを追求した。 名取増田店以来、約3年ぶりの新規出店だ。売場…続きを読む
◇みやぎ・みちのくカイタク市場 佐々木翔太・カイタクイチバ代表 ◆地域密着と都市型で生き残る小型店 みやぎ・みちのくカイタク市場は21年10月に開店した。売上げは2億円。佐々木翔太氏は同店を運営するカイタクイチバの代表に22年9月、就任した。ビー…続きを読む
◇主婦の店さいち 佐市・佐藤浩一郎社長 ◆地域密着と都市型で生き残る小型店 人口4300人の宮城県秋保町にある90坪(約297平方m)の小さな店、主婦の店さいち。「おはぎのさいち」として多くのマスコミが訪れて全国に知られ、大手SMがおはぎを学んで…続きを読む
小型店のニーズはなくならない。しかも大手CVSのように画一した品揃えではなく、ちょっとした発見の喜びも味わえるような店。お客の思いはそうだが、経営するものにとっては難問は多く楽ではない。「主婦の店さいち」は秋保温泉にあるおはぎで知られる店。店舗老朽化…続きを読む
◆第4次中計の柱にブランド戦略 山形市のヤマザワの25年2月期連結決算は店舗やデリカセンターの減損処理による特別損失を計上したことなどから過去最大の赤字に転落した。その反省を踏まえ、新たなスタートを切った今期は売上高1030億円、営業利益4億500…続きを読む
◆「U-cafe」可能性広がる 宮城県登米市のウジエスーパーはイートインスペースで定食やおつまみ、お酒などを提供する新感覚のスーパーを今年、宮城県名取市の美田園駅前にオープンした。食材を提供するだけでなく、目で見て、触れて、味わって、五感で買い物を…続きを読む
◇マークスホールディングス方針説明会 マエダは青森県内に46店舗(マエダストア42店舗、プチマート4店舗)を展開。25年3月期決算は総営業収入高374億2500万円となり、辛うじて前年を維持した。その一方で経常利益は11億7300万円(前年比24.…続きを読む