パスタ特集:イタリア料理 カプリチョーザ「渡り蟹のトマトクリームスパゲティ」
●カニのうま味たっぷり
1978年の創業以来、日本のカジュアルイタリアンレストランの代表的存在である「イタリア料理 カプリチョーザ」。そのおいしさは国内はもとより、すでに台湾やグアムなど海外にも13店舗を展開するまでになっている。
一番人気メニュー「渡り蟹のトマトクリームスパゲティ」の登場は8年前の2003年。それ以前は「トマトとニンニク」「カルボナーラ」「ミートソース」など創業以来変わらぬ品揃えだったが、「カニを使った新スパゲティが食べたい」というお客の声から商品開発した。期間限定で提供したところ、好評を得て翌年定番メニュー化した。
ソテーしたニンニク、唐辛子にオリジナルトマトベースとワタリガニのほぐし身を加えて煮込み、カニのうま味を十分引き出したら生クリームで仕上げる。うま味が凝縮した濃厚ソースと、アル・デンテにゆで上げたパスタをしっかり融合させる「加熱と撹拌」がおいしさのポイントだ。
南イタリアの契約農家から直輸入したトマトから作るオリジナルトマトベースが自慢。トマトの水分量、甘味、酸味に応じて濃縮度や酸度を調整しながら煮込んでいく。
◆「イタリア料理 カプリチョーザ」 経営=(株)WDIJAPAN/本社所在地=東京都港区六本木5-5-1、ロアビル9F/店舗数=132店舗(2011年7月現在、海外店含む)