ラーメン用品ランキング メンマ編:丸松物産・営業部次長 藤本栄司氏
●丸松物産(東京都世田谷区)
1895年創業の中華食材商社。メンマの名付け親でもある。戦後、「麺(メン)の上にのせる麻竹(マチク)」を“メンマ”と略したのが発祥だという。50種類以上のメンマを取り揃え、名脇役の多様化を演出している。
◆第1位:エコタイプ フレッシュ うす塩 メンマ
時短・衛生的 配管にも優しい
加熱殺菌済みの塩水漬けタイプ。塩蔵メンマに比べ、もどし時間が半分かつ衛生的でラーメンメンマのスタンダードになりつつある。時短の他、水道使用量も減り、塩分が少ないので水道配管にも優しい。まさにエコタイプ。
規格=2kg
◆第2位:筍王牌 特選細切麺麻
ラーメン史に欠かせない名脇役
長らく幅広く愛用されているラーメンメンマの代名詞。長さ2~10cm、厚・中・薄3タイプで規格15種類以上をラインアップ。戦後のラーメン史に欠かせない、まさに名脇役のパイオニア。老舗有名店から根強い支持。
規格=2kg
◆第3位:減塩メンマ(極太/極細)
極太はガッツリ系 極細はアッサリ系
厚さ約1cm×長さ約5cmの極太タイプ、厚さ約10mm以下×長さ約5cmの極細タイプ。極太はガッツリ系つけ麺の付け合わせとして大人気。極細は細麺とメンマを一緒に食べさせるアッサリ系ラーメンに最適と好評。
規格=1.5kg
◆第4位:穂先 うす塩 メンマ
職人気質の専門店が支持
タケノコの希少部位である食感の軟らかい穂先の部分に限定。約10~20cmの長さで見栄えも抜群。職人気質の専門店で採用が増えており、そのうわさが広まって人気上昇中。メンマ差別化の即戦力。
規格=1.7kg
◆第5位:らーめんメンマ
明るい見栄えの白醤油タイプ
開封後そのまま使える味付けメンマ。以前は濃い口醤油で調味した濃色タイプが主流だったが、最近は明るい見栄えが好まれ、白醤油で調味した薄色タイプが人気。スープの色に合わせた使い分けが目立つ。
規格=1kg