「たまごニコニコ大作戦!!、日本縦断チャリの旅」卵の良さ全国でアピール
【北海道】“卵を1日2個食べよう”をスローガンに、自転車で日本列島を縦断しながら鶏卵の消費拡大を目指す「たまごニコニコ大作戦!!、日本縦断チャリの旅」(たまニコプロジェクト実行委員会主催)が21日、北海道からスタートした。道中、日本各地の鶏卵生産者や流通業者と協力して卵にまつわるイベントを行いながら南下し、5ヵ月かけゴールの沖縄まで約4000キロメートルを走破する。計画は岡山県倉敷市の養鶏家・野田裕一朗氏(自称=たまごかけごはん伝道師・じょ兄)が企画、自ら自転車にまたがり鶏卵生産・販売メーカー・(株)ホクリヨウ札幌GP工場(北広島市)から出発した。
出立式は、北海道養鶏会議・長内大介副会長((株)ホクリヨウ社長)が「プロジェクトの趣旨は、卵に対する正しい知識を広め、コレステロールとの関係などさまざまな誤解を解いて消費を拡大しようと今回、野田さんが立ち上がった。12月中旬沖縄ゴールを目指し、ぜひ完走してほしい」とエールを送った。野田氏は「生産者としてもっと卵の価値を高めたい。正しい情報をキャッチして卵をよりたくさん食べてもらえばマーケットは拡大、みんなが健康になる。同じ志をもつ全国養鶏家にも、動けば変わることを訴えたい」と語り、卵かけご飯を食べ勢いをつけ縦断の旅に出た。
当日は、イベント第1弾として、マックスバリュ北広島店でクイズや卵つかみどり、卵かけご飯早食い大会(北海道養鶏会議主催、日本卵業協会、北広島商工会など後援)も行い、卵の魅力をアピールした。
(長島秀雄)