胃心伝真=対話と共生の重み

コラム 総合 2026.10.09 13185号 01面

太平洋戦争の終結直後、日本政府は食料難の打開に向けて全国で大規模な農地開拓を行った。千葉県成田市でも宮内庁の御料牧場が開放され、入植者たちが食料増産に汗を流した▼このとき、鍬1本で土地を切り開いたのは、故郷に戻れなくなった沖縄出身者や満州からの引揚者、空襲で焼け出された人たちだった。1966年、成田空港の建設が閣議決定されると、彼らは住み慣れた地を再び追われることになる▼対話もないままに土地の明け渡しを求める政府の姿勢に農家は激しく抵抗し、大規模な武力衝突が繰り返された。いわ

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