胃心伝真=食品ヒット大賞
2025.03.07日本食糧新聞社制定「第43回食品ヒット大賞」の贈呈式がこのほど行われた。中部支社管内では井村屋の「井村屋謹製 たい焼き(つぶあん)」が優秀ヒット賞に。首都圏や関西の企業の商品が多く受賞する中、中部の記者として誇らしかった▼同商品は井村屋が冷凍菓子カテ…続きを読む
日本の障がい者数1164万人(人口比率9%)。世界の人口比率15%に比べると少ないという▼日本の傾向としては増加しており、超高齢社会で加齢による障害の増加、発達障がいのある人が障害者手帳を取得しやすくなった、障がいがあることを公表しやすい社会になった…続きを読む
腸内細菌に最も悪影響を及ぼすのは薬。胃酸を抑えるもの、糖尿病用、抗生物質は免疫を保つ、短鎖脂肪酸の産生菌を特に減らす。和食文化国民会議が4日、東京都内で開いた「和食と健康」シンポジウムで最新の研究成果が聞けた▼東京医科大学の永田尚義准教授は10年前か…続きを読む
いまから20年ほど前の04年、ダイエーの経営再建をめぐって幾度も記者会見の場に居合わせたのがちょうど記者が食品小売の取材を始めたころだった。2000年代前半、連鎖するように次々とGMS企業の再編、統合へ一気に流れが加速した▼営業不振や事業の多角化の失…続きを読む
首都圏の一極集中が問題視される中、国立社会保障・人口問題研究所の「将来推計人口」によると、東海3県(愛知県、岐阜県、三重県)の2050年の人口予測は949万人で、20年の1129万人から16%減少する見込みだ▼少子高齢化が人口減に拍車をかけることは間…続きを読む
「ここは、ほんとに日本か?」。この季節の長野県白馬村は、豪州やアジア圏などからのスキー・スノーボード客で埋め尽くされんばかりだ。特にここ数年は円安を追い風にインバウンドの客足はさらに伸びていて、現地のホテルや飲食店に食材を届ける食品卸関係者は、冒頭の…続きを読む
1995年1月17日、学生だった私は大阪の自宅で激しい揺れに襲われた。経験したことのない大災害に衝撃を受けたが、自宅に大した被害はなく、近しい人も被災せず、友人が被災地支援に行っても、私はただ普段の生活を送るだけだった▼阪神・淡路大震災から30年。本…続きを読む
阪神・淡路大震災の発生からこの17日で30年がたった。この未曽有の自然災害は、耐震設備の見直しやボランティア制度の整備など、日本国民全員に“防災”を意識させるきっかけとなったと認識している▼阪神・淡路大震災では、神戸市など被災した自治体に水や食料、毛…続きを読む
昨年は物流問題を契機に商慣習の是正が進んだ一年だったが、中でも日本加工食品卸協会が「日付逆転不可」の解消へ着手したのは画期的な動きだ▼日付逆転不可とは、一度届けた商品よりも賞味期限の短い商品を納品不可とする業界固有のルール。納品時の日付逆転は一日たり…続きを読む
2025年1月17日、阪神・淡路大震災から30年を迎えた。国内で初めて震度7を記録し、「災害関連死」も含めて6434人が犠牲になった▼当時20代後半で被災し、人生においてとてつもなくショッキングな出来事で、それなりに大変な経験をしたのだが、あまり鮮明…続きを読む
若い世代との関わり方。これは地方企業トップ、全国メーカー拠点長などとの会話でよく話題となるテーマだ▼少子高齢化で、就職・転職現場は売り手市場に。若年層を確保すること。入社してくれた社員に、やりがいを持ち長く働いてもらうこと。各社の未来創造のための重要…続きを読む