チーズ特集 11月11日はチーズの日
昨年、定められた「チーズの日」。今年は二年目にあたる。
まだ歴史は、新しいもののチーズの日を制定するにいたった由来は、遠く一三〇〇年前にまでさかのぼる。
平安時代中期に著された「右官史記」という記録によると、今を去ること約一三〇〇年前の文武天皇4年10月(西暦七〇〇年11月)に、朝廷からの遣いが国内の四五ヵ国に遣わされて、「蘇」の製造と朝貢を命じた‐‐とある。
この「蘇」なるものが、現在のチーズに最も近い食品だったとされているのである。
チーズの日は、この遠い昔のチーズブーム(?)を現在のチーズ人気のルーツとし、「チーズ普及協議会」と「日本輸入チーズ普及協会」の両団体によって、制定された。
これにより、チーズの優れた価値をより広く知らしめ、より多くの方々にチーズをもっと身近に感じてもらうべく、PRに努めていくという。ぜひ今後の活動に期待したいところである。