からし特集:メーカー動向=洋風マスタードが堅調 長期化する原料高騰
各専業メーカーのこの1年間の動向をみると、小袋を添付する納豆などは減少傾向が続くが、CVSでのおでんの普及が小袋の需要を支えている。一方でディジョンマスタードなど洋風のマスタード類は堅調に推移している。からし関連の売上げは総じて安定していたといえる。からし原料は高値推移が数年続き、最近は為替の影響も無視できない。各メーカーは原料高騰の長期化に対応するため、企業努力を重ねてきたが、これも限界に近づきつつある。このため、価格改定を含めた対応策を考慮するメーカーが増えつつある。
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