からし特集2024 2024.10.23 からし・洋風マスタードの市場は、家庭用は価格改定などの効果で堅調に推移した。業務用は外食産業の回復やインバウンド需要の増加で数量、金額ともに伸長した。ここ数年の市場は家庭用、業務用ともに洋風マスタードがけん引している。(高木義徳)
からし特集:チヨダ 「千代田からし」がグランプリ受賞 伝統的なイメージ大切に 2024.10.23 チヨダが販売する「和からし 千代田からし 100g」=写真=が昨年10月にジャパン・フード・セレクションのグランプリを受賞した。同品は水で溶いても粒感があり、風味が素早くたつことが特徴で、「室町時代から使われてきた伝統的な薬味」というイメージを大切に…続きを読む
からし特集:日本からし協同組合 ホームページ開設 情報発信を強化 2024.10.23 日本からし協同組合は4月1日、からしの魅力を発信すべくホームページを開設した。同組合は1957年に全国辛子粉工業協同組合としてからし種子の海外での安定した作付けや買い入れを可能とすべく共同購入のため設立された。以降、業界はからし粉、チューブタイプなど…続きを読む
からし特集:原料事情=カナダ産原料回復へ 為替や国際情勢に懸念 2024.10.23 日本向けのからし原料となるからし種子は主としてカナダから輸入されている。過去にも大きく原料価格が動いた時期があったが、20年以降特に大きな動きがあった。21年のカナダ産からし種子が大干ばつにより収穫量が激減したことだ。これに22年2月のロシアがウクラ…続きを読む
からし特集:美ノ久 「倭からし」(瓶・チューブ) 大口案件などで売上げ増 2024.10.23 美ノ久の今期(24年10月期)は、新たな設備の拡充によってさらにPB・OEMなど大口案件の受注が増えるとともに、原料高騰に伴う値上げ効果もあり、売上げは堅調に推移している。特に納豆添付用などの市販商品向けが業績をけん引している。 OEMの仕事が広が…続きを読む
からし特集:業務用=回復基調鮮明に 各メーカーは体力を強化 2024.10.23 業務用のからし・マスタード市場は、納豆を中心とする小袋市場が堅調な推移を続けていることに加え、コロナ禍からの回復やインバウンド需要による外食市場の活性化で多くのメーカーが数量、金額ともに伸長している。一部のメーカーからはコロナ禍以前の19年度の売上高…続きを読む
からし特集:家庭用=価格改定が浸透 洋風マスタードけん引 2024.10.23 からし・マスタードのこの8月までの家庭用市場は全体で金額ベースでは前年比7.0%増と各メーカーの価格改定効果などで伸長した。しかし、数量ベースでは前年水準に届いておらず、本格的な回復基調とはいえない状況だ。家庭用市場の内訳は練りからしが金額ベースで同…続きを読む
◆からし特集:家庭用堅調、業務用は拡大へ 原料の不安定感続く 2024.10.23 からし・洋風マスタードの市場は、家庭用は価格改定などの効果で堅調に推移した。業務用は外食産業の回復やインバウンド需要の増加で数量、金額ともに伸長した。ここ数年の市場は家庭用、業務用ともに洋風マスタードがけん引している。特にこれまで伸長してきた粒入りマ…続きを読む