わがビジネス半生と経営哲学 明治製菓・北里一郎会長
北里一郎会長は慶大工学部を出て、昭和30年(1955年)明治製菓(株)に入り今年で半世紀。その経営哲学の底流には、「学問のすすめ」で実学の精神を唱えた福沢諭吉翁の教えと、学問を伝染病撲滅で社会貢献に役立てた祖父の北里柴三郎博士から受けた薫陶を反映。学生時代は実験とラグビー部で団体競技の重要性、多彩なアルバイトの経験は、後に非常に役立った。入社して、薬品の川崎工場から足柄工場へ。自分が社会貢献できる抗生物質の研究開発を、いかにマスプロに結びつけるか、疑問解決に米国へ。「自分で考
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