ミニストップ、「インドカリー」パン発売

ミニストップ(株)(本部=千葉市、043・212・6477)は27日、店内加工ホットスナック「新宿中村屋インドカリーパン」(一五〇円)を発売する。日本で初めて純インド式カリーを発売した新宿中村屋との共同開発。かりかりまん新ジャンル開拓の第一弾として認知度の高いカレーパン、しかも有力ブランド名を冠した手作り感・ボリュームでヒットを狙う。販売目標は一店一日三〇個。

かりかりまんは発売六年を経過、ネットの認知度調査では六〇%が知っていると答えたが、認知していない四〇%の開拓が課題として浮上した。また、「揚げるため女性客には脂っぽいと敬遠されていた」(永山吉之FFスナック部門チーフMD)。認知度の高いカレーパンをヒットさせ認知度向上につなげる作戦。

新宿中村屋の自信作のカリーをふっくらサクッと揚げたパン生地で包んだ。新宿中村屋の工場で製造、冷凍流通で各店に供給する。従来のかりかりまんに比べ重量を約二〇%アップ、具材も増量し、パンメーカー製商品にも見劣りしないボリュームとした。テスト販売では女性客が四割近くを占める効果をあげた。かりかりまんは揚げて仕上げる商品を展開してきたが、これを皮切りに「蒸す」「焼く」商品も開拓していく。

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