公取委、発泡酒「不当廉売」で札幌の酒販店など8社に警告
【札幌】公正取引委員会は8日、札幌市内の酒類小売業者六社と埼玉県春日部市内二社の計八社に対し、ビール・発泡酒の仕入れ価格(卸売価格)を下回る販売で、独占禁止法(不当廉売)に触れる恐れがあると警告を行った。不当廉売による警告は、国内で九四年2月以来、七年ぶり二回目。 今回の警告は、昨年夏、札幌国税局が酒類安売りで全国有数の激戦地・道内小売業者に価格改善指導。さらに11月には公取委が酒類流通のガイドラインを策定、実質的に仕入れ価格
【札幌】公正取引委員会は8日、札幌市内の酒類小売業者六社と埼玉県春日部市内二社の計八社に対し、ビール・発泡酒の仕入れ価格(卸売価格)を下回る販売で、独占禁止法(不当廉売)に触れる恐れがあると警告を行った。不当廉売による警告は、国内で九四年2月以来、七年ぶり二回目。 今回の警告は、昨年夏、札幌国税局が酒類安売りで全国有数の激戦地・道内小売業者に価格改善指導。さらに11月には公取委が酒類流通のガイドラインを策定、実質的に仕入れ価格