アサヒビール、秋の頒布会予約9月11日まで受け付け 伊、チリワインも充実
アサヒビール(株)(東京都墨田区、03・5608・5126)は「秋のワイン頒布会」予約受付を、10日から9月11日まで行っている。
同社のワイン頒布会は品揃えのバラエティさで定評があり、同社ワイン売上げの約二〇%を占める。今回は全アイテム三五品目中三四品目が新アイテム。国産「ル・ヴァン」セパージュシリーズ、フランス、ドイツワインにイタリアワイン、ブームとなっているチリワイン三アイテムを加えた四コースを用意した。
イタリアワインではゾーニン社「エリアンタス」(赤、白)をラインアップ。日本市場でもイタリアワインの人気は上昇中で、値上がり傾向にある。九五年収穫状況が平年並みであり、また各国からの注文増で“売り手市場”となっているため、イタリアワインのFOB価格は平均二~三割値上がりしている。
チリワインではモンテ・アレグレ社の「ベテロア・カベルネ・ソーヴィニヨン」「同シャルドネ」「同ソーヴィニヨン・ブラン」をラインアップ。
特に、チリワインのカベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスワインのフルボディータイプでかつ、フルボトル一〇〇〇~一五〇〇円程度の値頃感が好評で、同頒布会でも人気を呼ぶものと予想される。
また、アサヒビールは今年4月から小網にかわりフランス、ボルドーのジネステ社代理店となっており、今回の頒布会にもジネステ「ラ・シュヴァルリ」(赤、白)をとりいれ、アピールを図って行く。