即席麺特集 各社新製品に期待集める 「ノンフライ」好調、袋6%落ち込み
長引く不況と猛暑の影響を受けて、昨年の即席麺生産量は二・三%減とマイナスに落ち込んだ。とくに袋麺は六%減少、これまでジリ貧を続けていたのに拍車をかける格好となり即席麺全体がマイナスになる要因となった。昨年秋以降、袋麺はややもち直しているものの、依然として低迷状態から脱しきれず、消費拡大策が大きな課題となっている。一方、カップ麺は横ばい状態で、激しいシェア争奪戦によってメーカー間の格差が開いている。既存品の売上げ拡大が困難になっていることから、各社新製品に期待を込めており、今年