新年号1部:変わる農業=外食産業事例 サイゼリヤ白河高原農場、高い効率化で農業新時代開く

特集 総合 2010.01.01 10261号 07面
堀埜一成社長

堀埜一成社長

野菜は収穫から加工そして料理として提供されるまですべて4度Cで管理

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 ファミリーレストランチェーン最大手のサイゼリヤは、特区制度実施以前から農業参入した企業だ。同社は90年代から急速にチェーン店舗を拡大し、今や全国に約800店を展開する。  不振の外食業界にあって、独り勝ちを続ける背景には、新鮮でおいしく、驚くほど安価なメニューが存在する。高品質な農産物を使いながら200円台、300円台という同社のメニューは、ヘビー・リピーターを生み出した。  品質とコストという一見相反する課題を高い効率化で克

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