7月の全国百貨店売上高は6.2%減、17ヵ月連続で前年割れ
7月の全国百貨店(一一六社二六八店)売上高は、長雨、冷夏の影響から中元ギフトを含めた季節商品が低調だった。長引く不況による消費低迷の流れに変化はみられず依然として厳しい状況ながら、バーゲンセールを早めに展開したため需要喚起に結びついた面もあり、前月よりやや水準を戻した。 日本百貨店協会によると、7月の売上高総額は九四四八億円余りで前年同月比六・二%減と前月(八・九%減)よりいくぶん改善したものの依然マイナスのままで、一七ヵ月連続の前年割れとなった。食料